2014年7月30日(水)10:00~12:30
ピアニスト:田中正也先生による
バイエル終了~チェルニー30番で弾ける!
「ロシアピアノ作品の魅力」 第2回 を開催いたしました。
曲目
★チャイコフスイキー こどものためのアルバムOp39(1878年)より
第8番 ワルツ → バイエル終了程度 参考:PのABC 21番
第18番 ナポリの歌 → バイエル終了~チェルニー30番初め程度
・・・和音の連打の練習をすると良いでしょう。PのABC 4番
第20番 魔女:ババヤガ 参考:PのABC 9番
・・・スタッカートの練習
ロシアでは "打鍵"という言葉はなく 「鍵盤に触れる」 という言い方をします。
叩くのではなく "ピアノを鳴らす" ことが大切です。
ナポリの踊りです!
★ラフマニノフ 幻想的小品集 Op3-2 「鐘」 (1892年)
・・・チェルニー30番後半程度 和音の弾き分けが大切です。
音の距離感を出す弾き方を考え 音の響きを良くききましょう!
★プロコフィエフ 10の小品 Op10(1913年) より 第7番 前奏曲"ハープ"
・・・チェルニー30番中程程度
♪ 革命前夜 という この時期に とてもきれいな曲が作曲されました。
★ハチャトリアン トッカータ(1932年)
・・・チェルニー30番終了程度
ロシアの音楽・・・
♪ 気候
♪ 時代背景 (帝政ロシア → ロシア革命 → 社会主義:ソビエト)
♪ 民族音楽の多様性
♪ ロシア語 ・・・・長い単語です (ロシアの大地のような・・・)
15歳からロシアの音楽に育まれた田中正也先生ならではのお話でした。
ピアノを演奏するには "イメージ"を音に表現することが とても大切なことです。
ロシアの時代的・社会背景 そして厳しい気候があって生まれたピアノ作品について
演奏を交えて楽しいお話ありがとうございました。
次回の講座は
2015年1月28日(水)10:00~12:30
前日 1月27日(火) ミニコンサートを開催いたします。