2015年7月26日(日)就実なでしこホールにて、岡山夏季ステップが開催されました。
アドバイザーに伊藤裕子先生、後藤れい子先生、社本恵美先生をお迎えし、うだるような暑さの中、103組の参加者がお一人の欠席もなく、熱演を繰り広げられました。
そのうち20組は連弾やアンサンブルでのご参加で、特に先生との共演が大多数というところは、おかやま白桃ステーションの特徴といえるでしょう。
前回から採用された白桃の図柄のご当地シールもかわいいと、参加者から好評でした。
今年からステップに取り入れられた、「プレ導入」。4小節、片手の短い曲でも、ママと離れて舞台に立つことは大きな経験になりました。先生との連弾。ソロ演奏だけではできない、音の世界の広がりを体験できたステージになりました。
「ステップは、対外試合ですね。」と、保護者様のコメント。ひとつの教室の発表会ではなかなか経験のできない緊張感の中で、ベストパフォーマンスをめざします。
先生のピアノに合わせて、ヴァイオリンでのフリーステップ。こんな参加の形もステップの自由さ、懐の広さといえるでしょう。音楽を楽しむことの幅が広がってゆきます。
弾きたかった憧れの曲を、先生と連弾で。子供たちの音楽への興味をますますかき立てるステップとなりました。「次は、どんな曲を弾こうかなー?」
仲良し2家族による、ぐるぐる連弾。立ち位置がぐるぐる代わっていく連弾は、見ている人にも楽しさが伝わりました。
ママの手作り衣装で、晴れの舞台となりました。

ひとつの教室だけの発表会では、どうしても少数派となりがちな男の子たちですが、ステップにくると他教室の参加者の中に男子が何人もいます。ピアノを続けていくうえで、互いに励みになるといいですね。
就学前の子供たちも数多く参加しました。23ステップでは、2曲を弾きこなすこと。さらに暗譜で弾けると評価も上がります。課題をクリアするためにたくさん努力をしました。
グランミューズの参加者は中高生や大人の方々。

生涯教育としてのピアノ学習を応援してくれるのが、ピアノステップです。
グランミューズの参加者どうし、そのステージ上の姿がお互いを励ます力になっていきます。
時期的に、コンペ本選直前のため、リハーサルとして参加する人も。なるべく本番に近い形での舞台経験になるよう心がけました。
アドバイザーの、社本恵美先生による、ワンポイントレッスン。ここぞという改善点を、ピンポイントで教えていただきました。十分に仕上げてきたつもりの演奏も、先生のアドバイスによって、さらにイキイキとした表現になりました。
アドバイザーの後藤れい子先生、社本恵美先生、伊藤裕子先生による講評。
「今日までよく練習されましたね。さらに、曲の魅力を人に伝えることのできるような演奏を心がけてみてください。」と激励していただきました。
楽しみにしていた継続表彰。今回は5回表彰5人、10回表彰4人、15回表彰3人、25回表彰3人の方が表彰されました。継続するということそのものを評価していただけるのがステップです。表彰はステージ経験を積み重ねていくことへの大きなモチベーションになっています。
ここからは、集合写真です。

アドバイザーからのメッセージは演奏後の大きな楽しみです。23ステップならAやSの評価が、フリーならばブラボーがあるとうれしいですね。次のステップもまた頑張りましょう。(#^.^#)
【募金ご協力の御礼】
2011年の東日本大震災の後、被災地に音楽を通して何かステーションとしてご支援ができないかと考え、「こどもの音楽再生基金」への募金活動を開始。ステップ開催ごとに受付に募金箱を設置させていただきました。2011年夏のステップから計8回、1万1千円ずつの募金をさせていただくことができました。ご賛同ご協力いただきました皆様には、あらためて感謝申し上げます。
この度、「こどもの音楽再生基金」は一定の役割を終えられたということで募金活動も終了されました。
今回のステップにおける募金活動でご協力いただきました浄財は、新たに「被災地へピアノをとどける会」の方へステーションからのご協力も合わせて1万1千円の募金をさせていただきました。ありがとうございました。
皆様には、主旨ご理解いただき、今後もご協力いただけましたら幸いです。