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【セミナー実施レポート】菅原 望先生セミナー(2021/03/15開催)

2021年3月15日、ベッテルハイムホールにて、菅原 望先生を講師にお招きした課題曲セミナーが開催されました。ピティナ沖縄支部は昨年度も菅原先生の課題曲セミナーの開催を予定していましたが、コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言により中止となりました。
今年度、コロナウイルス感染防止対策を徹底した中で念願の菅原先生の課題曲セミナーを開催することができ、多くの会員の先生方が参加されました。久しぶりの生の演奏と生の声によるセミナーに感激致しました。

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A2級からD級のコンペティション課題曲の演奏法や指導法について教授いただきました。
はじめに、未就学児の時期から手の形やタッチについて細かく丁寧に指導していくことの重要性について述べられました。優先する旋律は鍵盤の深さを意識してタッチすること、呼吸やフレーズ、拍子感においては、具体的にはマーチの躍動感は表拍と裏拍の感じ方、手や腕の縦方向の刻みと横方向の流れなど、動きを止めたりつけたり、呼吸を流したり止めたり等、丁寧に説明されました。
スタッカートにおいては「音を短く切る」だけでなく、納豆のような粘着質なものや、熱を感じるものなど多様で、強弱においても寂しさや怒り等どう表現したいのか、生徒と相談しながら目に見えない部分を見つけて解釈していくことで、曲を生かせる奏法が自然と定着し、共感を得る響きが生まれるのだと、空間表現のあり方を演奏とともに私たちに伝えて下さいました。

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菅原先生の指導の言葉も印象的でした。効果的に演奏するために「星空を見ているような」「愛情をもったチェリスト」など、ハーモニーを感じとることから自然と生まれたかのような、表情豊かで音楽的な言葉でした。
限られた時間の中で菅原先生にたくさんの課題曲を演奏していただきました。菅原先生が大切にされている「ハーモニーから感じとる見えない部分の表現」により、会場は素敵な響きで満たされた空間となり、私たち指導者の感性を引き出して下さいました。
 久しぶりの課題曲セミナーは、課題曲チャレンジやピアノコンペティションへの参加へ前向きとなる原動力となりました。菅原望先生、1年越しにお会いできて良かったです。
素敵なセミナーをありがとうございました。

ピティナ沖縄支部
上地 恵美

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