2022年9月 7日

表参道9月ステップ開催します(2022.9.11)


            演奏して下さる皆様へ

本日は表参道パウゼステーションステップに演奏にいらして下さり、
誠にありがとうございます。

3年ぶりにトークコンサートとステージでの講評が復活いたします!
嬉しい限りです。ステップに色どりを添えるこれらがなかった2回は、
なにか物足りなさを感じ、早い時期の再開を待ち望んでいました。
コロナ禍の前から、多くの方に楽しんでお聴き頂けるように、3名の
アドバイザー全員による30分のトークコンサートを企画していました。
今回は私達3名の本格的なミニコンサート!どうぞお楽しみ下さい。

また2021年開催のショパン国際ピアノコンクールで2名の入賞者が好
んでShigeru Kawaiを選び、楽器の評判は高まるばかりです。
パウゼステップでShigeru KawaiEXでの演奏を存分に味わって頂けた
らと思います。

では、皆様の演奏を楽しみに聴かせて頂きます。


表参道パウゼステーション代表  楠原 祥子

(当日のプログラムより)

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2021年9月15日

表参道9月ステップ開催します(2021.9.19)

               ご 挨 拶

 本日は表参道パウゼステップにご出演頂き、誠にありがとうございます。
ピアノを習うと必ず弾くのが『エチュード』です。エチュードは大きく2つに
分類することができて、1つは技術の上達と向き合って家でコツコツと基礎訓練
に励む練習曲。チェルニーやクラーマーの練習曲集があてはまります。
 2つ目は、ある技術要素に特化しながらも詩的な情緒を持つステージ用の
練習曲。これはショパンやリストの練習曲集に代表されます。子供用なら、
ご存知ブルグミュラーの25の練習曲や、日本人では三善晃作曲のMiyoshiピアノ
メソード全12巻の練習曲集に代表されます。
 ちょうどその中間に位置する練習曲もあります。例えばモシュコフスキの
練習曲集。訓練用以上に音楽性があり、ステージ演奏用としてはやや基礎訓練
寄りという位置づけでしょうか。20世紀の作品なので、安定した楽器でピアノの
膨大な機能をフルに活用して書かれています。その点、楽器が発展途上にあった
チェルニーやクラーマーの時代とは、仕上がりがまったく違うのは当然ですね。
 『エチュード』もこうして時代性や性格を分けて取り組むと、個性を生かす
ことができそうです。

 さぁ、それでは今日は、4歳から60代まで幅広い年齢層の方の演奏を楽しみに  
聴かせて頂くことにします!

            表参道パウゼステーション代表  楠 原 祥 子


(当日のプログラムより)

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2020年9月24日

2020年 ピティナピアノステップ 表参道9月地区 開催レポート

コロナ肺炎ウイルスの影響で開催が見送られる所も多かった最近ですが、無事開催する事が出来ました。

当日はスタッフ全員のマスク着用は勿論の事、受付のビニールシート設置や検温、手の消毒、会場の席数制限等出来る限りの対策と、出演者様全員のご協力を経て開催の運びとなりました。

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アドヴァイザーの先生方もマスク着用。アドヴァイザーの先生は楠原祥子先生と杉本安子先生です。今回は飛沫防止の為、講評や継続表彰、トークコンサートも全て中止という形になりました。

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色々な制限がある中、沢山の方にご参加いただきました!

来年はどの様な形になるか分かりませんが、またのご参加心よりお待ちしております。

2020年9月16日

表参道9月ステップ開催します(2020.9.20)

              ご出演のみなさまへ

本日は表参道パウゼステップに演奏にいらして頂き、誠にありがとうございます!
コロナ・・・
半年前のこと。。。3月初めに私はポーランドにメンデルスゾーンの2台ピアノ協奏曲の合わせのために行きました。ワルシャワからほんの少しだけ足を伸ばし、ウィーンに滞在して、国立オペラ劇場でマスネの『マノン』も観ることができたのです。
でも、その渡欧はまさにぎりぎりのエッジのところで、わずかその10日間の間に世界の情況は激変したのでした。
ワルシャワに戻って、デュオの相棒のタマラと練習を重ねていたある晩、テレビをつけたところ、首相が何かを発表しています。いかにも重要な内容であることがすぐに察せられました。「空港を閉鎖する!」
それからの相棒のタマラの稲妻のごとき行動の速さは眼を見張るものがあり、その発表から40分後には、私の帰国便を翌日の便に変えてもらうために、私達はワルシャワのショパン空港に到着していました。
それでもまだその頃は、オリンピックはおろか、コンサートなど芸術活動のほぼすべてが中止になるなど、思いもよらないことでした。
そして夏が過ぎ今は9月。
表参道パウゼステップは開催できる運びとなりました。
無観客、アドバイザー2名、トークコンサートなしと、従来とはガラリと形態が変わりますが、それでもライブ演奏が実現することが大きな喜びです。
今日はスタッフ一同、コロナ対策に細心の注意を払いながら、みなさまの演奏を楽しみに聴かせて頂きます。

表参道パウゼステーション代表 楠原祥子


(当日のプログラムより)

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2019年9月11日

2019年 表参道パウゼ9月地区 ステップ開催レポート

ピティナ・ピアノステップ 表参道パウゼ9月地区が終了いたしました。
小さなお子様から大人の方まで、沢山の方がご参加くださいました。

今回のアドバイザーの先生方は (写真左から)
下田幸二先生、樋口紀美子先生、楠原祥子先生です。ありがとうございました。


●アドバイザーの先生による講評の様子と、継続表彰、出演者の集合写真です

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●アドバイザー3名の先生方による、トライアングル・トークコンサートの様子です

ショパン・ストーリー
~バラードもマズルカもルーツは一緒~

☆レクチャー 下田幸二先生
☆演奏 ♬ショパンバラード第1番作品23 樋口紀美子先生
    ♬4つのマズルカ作品33 楠原祥子先生

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●出演者の演奏写真です

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ピティナ・ピアノステップ表参道パウゼ9月地区は、おかげさまで無事終了いたしました。
今年もとてもにぎやかで良い一日でした。皆様のご出演に感謝いたします。本当にありがとうございました。

来年もカワイ表参道コンサートサロン・パウゼでおまちしております。

2019年9月 4日

表参道9月ステップ開催します(2019.9.8)

                  ≪ご挨拶≫


みなさま、本日は表参道パウゼステーションステップへようこそ!
ようやく秋の気配がみえてきましたね。
このステップでは、三善晃とショパンの作品を演奏される方を優先しており、
三善とショパン大歓迎です!アドバイザーの先生もふさわしい方にお願いしています。
また幅広い範囲の方に演奏頂けるように、片寄りなく多くの指導者の
生徒さんに出演頂けることを希望しています。
さて次回ステップについてのアナウンスです!
来年は弦楽四重奏を入れて、室内楽を取り入れる予定です。ショパンなら、
協奏曲第1番、第2番のカルテット版、モーツァルトやハイドンのトリオ、
子ども用にアレンジしたデュオなど。ショパンの協奏曲を弾いてみたいけれど、
ピアノ伴奏でなくてカルテット版でやってみたい!という方、よかったらぜひトライを。
チビちゃんたちも、ヴァイオリンやチェロと一緒に弾いてみたいなと思ったらぜひどうぞ。
聴かせて頂くのを楽しみにしています。

表参道パウゼステーション代表  楠原祥子 Shoko Kusuhara


(当日のプログラムより)

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2018年10月 3日

表参道パウゼ9月地区 ステップ終了

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2018年9月26日

表参道9月ステップ開催します(2018.9.29)

ご挨拶

出演者のみなさま、本日は表参道パウゼステップに出演下さり、
誠にありがとうございます。またご来場のみなさまにも御礼を申し上げます。

ピリオド楽器による第一回ショパン国際コンクールがワルシャワで開催されました。
ショパンがポーランドで所有していたBuchholtz、パリに出てからのPleyel、Erard、
Broadwoodといった18世紀の楽器で演奏する初めてのショパンコンクールです。

19世紀の演奏のスタイルや表現が、現代のコンサートグランドで奏されるものとは
違ったであろうことは想像できますが、ではそれがどのようなものであったか。。。
それを追求していくのがこのコンクールの意義だったでしょう。

ショパンのBuchholtzは、その後ワルシャワ蜂起で焼失されたため、
復元されたレプリカが使用されました。
ウィーン式のアクションを持ち、ピアノの底板が張られているため、
反響版を閉じれば完全なボックス型になる構造です。

その響きは実に優美で、チェンバロに近い立ち上がりの後にボックス内で残響が混じり、
今までに耳にしたことのないようなやわらかい響きが生まれます。
第1次予選で私が魅了されたのは、まさにその響きでした。

ショパンはBuchholtzを、遺作ポロネーズの数々、
2曲の協奏曲も含めて多数作曲に使っています。
それら遺作ポロネーズのほとんどは、国が消失していた時代に
民衆の民族意識を鼓舞したものです。

今回、特有のノスタルジーやメランコリーの心に染み入る表現を、
このBuchholtzで聴いた時、初めて、やっと、ショパンの若き時代のピアノの響きを
耳にしたと思えたのです。


表参道パウゼステーション代表  楠原祥子


(当日のプログラムより)

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2017年9月11日

2017年 表参道9月地区 ステップ終了

2017年9月 8日

表参道ステップ開催します(2017.9.10)

表参道ステップに出演下さりありがとうございます。
みなさんの演奏を聴かせて頂くのが楽しみです!

この夏もポーランドに演奏に行きました。B Hブコフスカ記念ショパン
国際音楽祭、ルボストロン音楽祭でのリサイタルです。ショパン国際
音楽祭では、その夜のメインピアニストの前に、10代の若手二人が
演奏するというユニークな形式が組まれています。これが世界のヤング
エイジ国際コンクール入賞者たちで強者ぞろい。彼らに共通するのは
目の光の強さと、凛とした表情です。よく練習するし、英語ができる
のも共通項。
私と一緒にステージに立った二人は、リスト「ドン・ジョヴァンニの回想」、
「スペイン狂詩曲」をメインに置いています。
私はパデレフスキ作品とショパン「マズルカ作品30」、「ワルツ集」、
ショパン/ミハウォスキ「子犬のワルツパラフレーズ」という舞曲
プログラム。
炸裂するエネルギーや勢いで聴かせる、または、表情の
色濃さや機微や味わいを聴かせる。音楽への異なる取り組みがあって、
心に響かせるのが演奏の奥深さでしょうか!

表参道パウゼステーション代表 楠原祥子


(当日のプログラムより)

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