6月8日(日)10:30~15:30伊丹アイフォニックホール小ホールにて、石井なをみ先生のコンペ課題曲公開レッスンを開催致しました。
当日は、たくさんの方にご来場頂きました。
大阪支部の公開レッスンでは、A1級15分、B級20分、C級30分と1曲ずつのレッスン時間を長く設定しており、毎回、講師の先生のプライベートレッスンを見ているようだ。と大変好評を得ております。
今回も、石井先生が1曲ずつ丁寧にご指導くださり、時代にあった音楽の作り方やタッチ。
拍子感や調性感、曲のキャラクターや、イメージなどを実際どのように、音にしていくのかをユーモアたっぷりに、また、理論も交えながら、今回取り上げた曲以外にも通じる、たくさんの指導法をわかりやすく教えて下さいました。
参加者の先生方からは、早速、「石井先生のレッスンをもっと聞いてみたい!」「今日、取り上げた以外のバッハの曲も、是非教えて頂きたい!」などの声が挙がり、コンペが終わった頃に石井先生をお招きし、またセミナーができればいいな。と早速、支部で検討中です。
(Rep:ピティナ大阪支部 丸田依未)
2014年12月6日豊中市立ルシオーレホールにて石井なをみ先生をお迎えし、バロック指導マル秘スーパーレッスンを公開レッスン形式で開催致しました。
当日は、10時スタートの予定でしたが、ホール最寄駅までの電車が事故で止まってしまい、20分遅れのスタートとなりましたが、たくさんの先生にお集まり頂き、セミナー内容もとても素晴らしく、また石井先生のとっても楽しいお話で、午前の部、3時間。午後の部、3時間。計、6時間という長時間のセミナーとなりましたが、時間は、あっという間に過ぎ、充実した一日となりました。
セミナー内容は、今回のテーマであるバロックの曲で、バッハコン課題曲、二声、三声、平均律を石井先生にレッスンして頂きました。
石井先生は、バロックの歌い方、人を説得させることのできる演奏、音楽の作り方のポイント、バロックを演奏する時に大切なことなど、レッスンを通じて、実際の練習方法や曲の構成、そして、どのように作り上げていくかを具体的に、また楽しいトークでわかりやすく説明 して下さいました。
私の生徒は、小さな子が多く、平均律や三声を弾いているようなハイレベルな生徒はいないのですが、石井先生のレッスンでは、フ レーズの作り方や、曲の作り方、こういう音を出したい時は、こういうタッチで、こういう練習。と、全ての音楽やレッスンに通じることを教えて下さるので、小さな子の曲やレッスンにも、とても参考になることが多く、大変勉強になりました。
参加された先生方からは、今日の続編がもっと聞きたい!公開レッスン形式が良かった!今度は石井先生のショパンやベートーベンも聞 いてみたい!など、たくさんのアンコールを頂き、早速、続編を計画したいと思っております。
(Rep:ピティナ大阪支部 丸田依未)
2015年4月5日(日)、伊丹アイフォニックホール 小ホールにて、講師に石井なをみ先生を講師にお迎えし、2015年PTNAコンペ課題曲バロック期から、バッハ二声、三声、平均律のバロックスーパーレッスンを開催致しました!
石井先生のレッスンはとにかく面白くて、わかりやすくて、実践的!明日からのレッスンに役立つヒントをたくさん頂けると、大好評です。石井先生をお迎えしてのセミナーは今回が3回目でしたが、多くの石井先生ファン、石井先生講座のリピーターの先生方や高知、徳島、 愛知、鳥取など遠方からの御参加もあり、大盛況に終わりました!
コンペ課題曲のレッスンでは、コンペでは自分がどう弾きたいかを明確にし、それを音にすることが大切だとおっしゃられ、それを実際にどのように指導していくのかを具体的にレッスンを通して教えて下さり、大変勉強になりました。
また、同じバロックでもキャラクターによってタッチを使い分けること、メヌエットの時は~、ブレの時は~、チマローザの時は~ など、課題曲を通していろんなことを教えて頂き、充実した一日となりました。
早速、参加された先生方から、また受講したい!というお声をたくさん頂き、その場で石井先生にお願いし、次回9月6日の開催が決定致しました。次回は、バッハコンクールやショパンコンクールなどの課題も交えて進めて行く予定です!また、内容が決まり次第コミュニティで発表致します!
9月6日伊丹アイフォニックホールにて石井なをみ先生の「バロックショパンスーパーレッスン」を開催致しました。
雨で足元が悪い中、今回も岡山、愛知、関東方面からも、たくさんの先生方にお集まり頂きました。また今回はレッスン希望者が多かったため、7時間半という、1日がかりのセミナーになりましたが、とても充実した1日となりました。
午前中は、バッハコン、ショパコンの小学生の課題曲、インベンションのレッスンでした。
音程やハーモニーを感じた演奏をするには、どうすれば良いのかを、子供にわかりやすいイメージでお話下さり、実際にレッスンで、どのように指導していくのかを示してくださり、大変勉強になりました。
また、メヌエット、ポロネーズ、ミュゼットなど、それぞれの曲の特徴、キャラクターを捉えて、それをどのように音楽にしていくのかなどを細かくご指導頂きました。
午後からは、平均律、ショパンエチュード、バラードなど、中学生以上のレッスンとなり、響きの作り方や、歌い方、縦の音と横の音の聞き方など、いろんな練習法をまじえて、ご指導下さり大曲はもちろんですが、小さな子の曲にも通ずることもたくさんあり、音楽の作り方やイメージを音にする方法をたくさん教えて頂きました。
聴講された先生方からは、まさにスーパーレッスン!!
また、石井先生のレッスンを聴講したい!他の曲も、もっと聞いてみたい!など、たくさんの感動のお声と是非、次回も!という、お声を頂き早速、次回のセミナーを検討しております。(丸田 依未)
2016年5月15日(日)伊丹アイフォニックホール小ホールにて石井なをみ先生をお招きし、「コンペティション課題曲指導マル秘スーパーレッスン ‐ピティナ・ピアノコンペティションの課題曲を中心に‐」という題で講座が開催されました。
当日は、10:00-20:15という長時間のレッスンとなりましたが、最後まで温かく、熱心にご指導頂きました。 石井先生の公開レッスンは、毎回大好評で、今回も岡山、愛知、愛媛、沖縄など、遠方からも、たくさんの先生方に、お集まり頂き、コンペ課題曲を通して、色んなことを教えて頂き、充実した1日となりました。
今回は、A2級からE級、最後にはグランミューズの方のレッスンもあり、盛りだくさんの内容となりました。 先生は、イメージの伝え方や、キャラクター、構成、タッチの指導法などを、それぞれの生徒さんが、理解できる内容でアプローチして下さいました。 また、小さな子供のレッスンでは、将来に繋げるためには...などのお話もあり、大変勉強になりました。
そして、石井先生は、いつも楽しく面白く音楽を教えて下さいます。そして、そのイメージを音にして聞いている人に伝えるにはどうすれば良いのかなど、具体的にいろんなことを示して下さいます。
今回も、終了後から、たくさんのリクエストがありましたので、またシリーズ化できればと思います。
2017年9月23日(土)伊丹アイフォニック小ホールにて石井なをみ先生をお招きし「バッハ・ソナタ・ブルグミュラー・ショパン -各コンクールの課題曲を中心に- マル秘スーパーレッスン」を開催致しました。 今回は10時から17時まで、岡山からもレッスン参加者があり、熱い公開レッスンとなりました。
午前はブルグミュラーコンクールやショパンコンクールなどコンクール課題曲を中心に。 小さい方の短い曲の場合でのコンクール指導のコツ。 小さい時から指先の感覚を養う事が大事である。 それぞれの曲のキャラクターに合う、音作りの為の指作り。 構成を理解して、頂点を作るなど... コンクールだけではなく普段のレッスンにも必要な事を教えて頂きました。
午後からは、連弾- 様々な曲で。 バッハでも縦のハーモニーが重要。 スカルラッティは指先を細く立てて、クリスタルの音で。 シューマンはドイツリートのように... 石井先生いつもの笑いと真面目の交錯の中、瞬く間に皆さんの音が変わり、素敵な音楽に変身していきました。 聴講される先生達も長い時間が短く感じられる、公開レッスンとなりました。
Rep:大阪支部 丈野紀子
2018年5月6日(日)伊丹アイフォニックホールにて石井なをみ先生をお招きし「コンペティション課題曲指導マル秘スーパーレッスン -ピティナ・ピアノコンペティションの課題曲を中心に-」を開催致しました。
今回は10:00-20:10まで、レッスン生が24名、聴講生が50名以上で静岡や岡山県からの参加があり、熱い公開レッスンとなりました。 短い時間の公開レッスンが多い中、一人のレッスン時間を長くとるのが大阪支部の公開レッスンの特徴で好評頂いております。
午前はA2-B, 連弾中級Aを中心に。 小さな時から、音程→音と音の間を感じることが出来るレッスン工夫を。 体や頭を動かしてリズムをとらないで、下腹で呼吸し目は上の空間を見て。 ワルツは1つのフレーズが歌える速さで、日本人のポロネーズは速すぎるので行進出来る速さで、など。
180506ishii_2.jpg
午後からは、B, 連弾初級-F級を中心に。 音量だけではなく、音で表情を付けて。音へのイメージを持ち指先を作り、圧力のかけ方、角度を工夫して。 フランスの作曲家の場合、フランス語を聞いてみるなど、作曲者からのアプローチも忘れずに。 車のナビのように道順を決めて、曲の構成を理解して弾く、など。
前半の小さい方向けのレッスンから、後半の上級者向けの高度な内容の深いレッスンまで、石井先生の引き出しの多さに感嘆しながらも、先生独自の軽妙なトークに終止笑い声が絶えず、長時間のレッスンが瞬く間に過ぎました。 会を重なるにつれ、遠方からの常連聴講生も増えて、石井先生の人気の高さが伺える公開レッスンとなりました。
2018年10月21日(日)に豊中市立文化芸術センター 練習室にて石井 なをみ先生をお招きし、「バッハ・ソナタ・ブルグミュラー・ショパン・ツェルニー マル秘スーパーレッスン -各コンクールの課題曲を中心に- 」を開催いたしました。
今回は9時40分~20時まで、レッスン生、聴講生共に岡山・愛知・福井県など多方面から参加で長く熱い公開レッスンとなりました。
短い時間の公開レッスンが多い中、一人のレッスン時間を長くとるのが大阪支部の特徴で好評頂いております。
午前は小学生を中心とした各種コンクール生を中心に
・審査員の先生達を惹き付けるコツ
・キャラクター設定
・腰を下にして、足台の功罪
午後からは中・高校生を中心の部
・バロックのハーモニーの作り方
・空間、音程の扱い方
・調の性格
・溶けたアイス?硬いアイス?(音色に ついて)
夜の部は受験生を中心に
・受験でしてはいけない事
・受かるコツ
ピアノ講師は、セミナーで勉強して理論を理解したままにせず、レッスン実践にまで持っていくというお話が印象的でした。
マル秘公開レッスンですので次回のセミナーにて石井先生のテクニックお確かめ下さい。
次回は5月に予定しております、皆様のお越しを楽しみにお待ちしております。
2019年10月20日(日)にフェリーチェホールにて石井 なをみ先生をお招きし、「バッハ・ソナタ・ブルグミュラー・ショパン・ツェルニー マル秘スーパーレッスン -各コンクールの課題曲を中心に-」を開催いたしました。
爽やかな秋晴れの中、2019年10月20日(日)フェリーチェホールにて石井なをみ先生をお招きし、-各コンクールの課題曲を中心に-マル秘スーパーレッスンを開催致しました。
今回は10:00~18:30まで岡山、徳島県より多数御参加頂き熱いセミナーとなりました。
午前の部はショパンコンクール対策として
・日本人のリズム感はダウンビートのみに陥りやすいが、ダウンビートとアップビートを作ることで拍感ができる
・ショパンの作品は短いモチーフでまとめず、大きく長いフレーズを作る事が大切
・短調の上行形はオープンにしないで
ツェルニー30番では、手首の脱力の指導を見せて頂きました。良い音を出せる耳と故障のない体を作る事は、指導者の責任なのだと、痛感しました。
午後の部はバッハコンクールから音大受験対策まで
・転調を理解するだけでなく、実際の音に反映させる事が大切
・和音で弾いてハーモニーを体得する
・短い単位で(2小節ずつなど)で正確に練習する
コンクールで "審査員が何を聴いているのか" から、"指導書の紹介" 又 "作曲家の情報"まで、色々な角度からの先生のお話に、時間を忘れるセミナーとなりました。
次回は5月10日にセミナーを予定しています。皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
Rep:丈野 紀子
2022年5月8日(日)、伊丹のアイフォニックス小ホールにて石井なをみ先生をお招きし、「コンペティション課題曲指導マル秘スーパーレッスン」を開催致しました。
昨年はオンラインセミナーでの開催でしたが、今回は実地での開催に加えて、開催後USBでの動画配布という新しい試みも行いました。
午前の部は、A2級から始まりD級、Duoまで。
・弾く前にイメージを思い浮かべ、ストーリーを作る
(ハーモニーやメロディーからキャラクターを考える)
・空気をもたせる
(ピアノの鍵盤が横に広がっているため、音の上がり下がり、飛びの音程を感じる)
・聴く
(メロディー・伴奏・そのバランスやリズム、ペダルなど)
・聴くための練習としてメトロノームを使ったゆっくり練習や、縦のハーモニーをまとめて和音で練習をする
・Duoの練習の仕方を考える
(ソプラノ、アルト、テナー、バスの4声を2つずつに分けて、メトロノームに合わせて練習)
・プリモとセカンドのお互いのメロディーが対話することで、フレーズ感が生まれる
作曲家の意図を指導者が読み取り、それを表現する術を生徒に伝え、そこから一緒に考えて曲を作る過程を石井先生のレッスンで学ぶことができました。
午後の部は、A1級からE級まで。
・午前の部同様、イメージを膨らませる
・その場面に適した音、表現したい音を作るためにどのような打鍵方法を使うか考える
(柔らかい音なら鍵盤を掃除するような撫でる指で)
(鋭い音なら手の中を固くして指先を鋭くするイメージで)
・楽譜に書かれている楽語や強弱、記号から作曲家の意図を読み取る
(意味を調べるのはもちろん、そこから何を表現したいのかを考える)
先生のお言葉や手拍子でレッスンが終わる頃には、イメージを固めて弾けるようになったり、コツを掴み自分の音に納得できたり、さまざまな受講生の方がいらっしゃいましたが、皆さんとても楽しくレッスンを受けられていました。コンペティションに繋がるだけではなく、今後のピアノ人生にも大きく影響するレッスンになっただろうと思います。
指導者の立場としても、ただ一方的に指導するだけではなく、イメージを浮かばせるような具体例や情景を伝えることで、生徒自身が積極的に思いを巡らせることのできるレッスンを見させていただいたと思います。
情勢をみてもなかなか元通りとはいえない状況の中での公開レッスンでしたが、石井先生をはじめ公開レッスンを受けてくださった受講生、聴講の皆様のおかげで無事に開催することができました。このコラム内ではありますが、感謝申し上げます。
ありがとうございました。
rep.有馬 夕貴