2011年10月13日(木)、国立(旧 青梅)支部発足30周年記念として企画された講座第二弾は、講師に支部会員からのリクエストで丸子あかね先生をお迎えしての「おんぷとリズム」のセミナーとなりました。
丸子先生の講座はふだん、「読譜」「リズム」「奏法」と、項目ごとに別々に開かれている物なのだそうですが、今回はなんと贅沢な事に、それを一つにまとめてご紹介いただきました(先生、無理を言って申し訳ありません!)
一般のお子さんを対象に「おんぷの教室」を開講していらっしゃる先生の教材は、詳細かつ合理的に練りに練られ、子供のつまづき易い点や、いかに声掛けをすれば伝わりやすいのかといった「普段のレッスンに必要な」ポイントが満載です。大譜表マットを実際に歩きながら身体を使って記憶を深めたり、せんとかんの歌を歌ったり...、かみ砕いて子供の心に何度となくうったえていくものです。読譜が確実に出来るようになれば、練習における子供の自立を促し、上達を早める事が可能だとお話いただきました。
ポイントだけでなく、ジョークもこれまた満載で、会員一同何度もお腹を抱えて笑う場面も。講座終了後のランチまでお付き合いいただき、若い会員の質問にも一つ一つ親身にお答えになっておられたのが印象的でした。
先生のお教室は、若手の先生方の勉強と育成の場にもなっていらっしゃるとの事です。子供たちに対する深い愛情だけでなく、後進の指導にも熱い気持ちで取り組んでおられる姿勢には、本当に頭の下がる想いです。たくさんの生徒さんや先生方に慕われていらっしゃるのでしょうね。
丸子先生、どうもありがとうございました。