5月19日(土)、国立支部主催による、大人のためのサロンコンサートが行われました。会場は、萌える緑が美しい国立大学通り沿いの洋菓子店『白十字』さんです。グランドピアノのある喫茶スペースでは、ケーキと飲み物付きのコンサートや発表会ができるということでも人気のお店です。
この日に演奏をされた方々は支部の生徒さんで、20代から80代まで幅広い年齢層の16名。親子連弾や、ご夫妻で出演(各ソロ)など、ご家族での参加もみられました。
プログラムは、ブルクミュラーや日本の歌、ショパンのスケルツォ、エンターテイナーのジャズ風...と、実にさまざま。
演奏の合間には、ケーキ&ティータイムがあり、ほっと一息。出演者の皆さんによるミュージックベルのアンサンブルもありました。ベルは、楽譜を事前にお渡ししてはいたものの、本番一度きりでリハーサルはありませんでしたが、皆さん初めて合わせると思われないほどの腕前で支部員一同、驚いてしまいました!(ピアノのレッスンに通われて読譜力が身についた証ですね?!)
出演者アンケートによれば(回答数13名)、ピアノを10年以上習われている方の数、なんと7名も!
そして、今回のコンサートの選曲者は、11名がご自身という結果に。皆さん、積極的に選ばれていますね。その他、《ステージの魅力は?》という質問には、自分と向き合える・きれいな音を響かせたい、など。《レッスンを始めたきっかけは?》には、子供が習い始め、自分もまた習いたくなった・けがのリハビリのため、など。
ピアノを始めたきっかけや目的は人それぞれですが、コンサートを通じて人の輪が広がり、励みあえる場をこれからも提供していければいいな、と思います。そして、人生の中で酸いも甘いもたくさん経験し、それによって演奏に深みと味わいがプラスされていくのは、とても興味深く、素敵なことですね。
出演者の皆様、お疲れ様でした。