2017年9月7日 (第1回)
2017年10月12日 (第2回)
「バッハのイロハ」
国立支部主催で、赤松林太郎先生による2回に渡る講座がありました。
第1回では、まず舞曲の歴史や背景について、ヨーロッパの歴史も含めて細かく教えていただきました。
舞曲は非常に歴史とのつながりが深いということを改めて実感し、赤松先生による歴史の面白ネタもありで、あっという間に中世ヨーロッパの時代に引き込まれていきました。
また、プレインヴェンションについての説明や取り入れ方、小さい生徒さんに対しては、いつどのように舞曲を取り入れたら良いか等、普段のレッスンでは日々の教材に追われて通り過ぎてしまうことを、改めて勉強することができました。
第2回では、前回のお話を踏まえて待ちに待ったインヴェンションについての内容に入りました。
そもそもインヴェンションとは何か、知っていたようで実はきちんと知らなかったことや、インヴェンションのテーマの仕組みについて生徒さんへのわかりやすい説明、それぞれの曲や声部によってどのような音色が必要か、緻密なアナリーゼに裏打ちされた納得の解説で、わくわくの連続でした。
時間の関係で、インヴェンションの主要な曲とシンフォニアを少しだけ取り上げての内容でしたが、残りの曲についてももっとお話をお聞きしたかったと思う、あっという間の連続講座でした。
やはりバッハはとてもとても奥深く、素晴らしいですね!