11月23日(日)国立秋季地区ステップが国立音楽大学付属中学・高等学校内スタジオで開催されました。参加者は84組(内グランミューズは14組)、そして20名の方が継続表彰を受けられました。雨が降る大変寒い日でしたが皆さんとても熱心な演奏でした。
アドバイザーの先生方は、岩淵貴子先生、菊地裕介先生、小池由美先生でした。
温かい励ましのお言葉や、より上手くなるためのアドバイスを丁寧にコメントを書いてくださいました。
15時からは菊地裕介先生によるトークコンサートがおこなわれ、参加者のみなさんはじめ多くの方々が集まってこられました。
曲目は「チャイコフスキーのくるみ割り人形の序曲」「ショパンの革命」「ベートーベンのエリーゼのために」と、どれもクラシックのよく知られている曲ばかりで小さなお子さんも一度は聞いたことがある親しみやすいものばかりでした。
"エリーゼのためにはピアノ初心者の曲?"と思いがちな一曲も菊地先生は"プロも演奏します!"と、今まで聞いできた「エリーゼのために」とは違う演奏をされ聴衆者はその演奏に惹き込まれてしまいました。
また、講評の時間では音楽以外の、学校の勉強もきちんとやり色々な引き出しをつくる大切さもお話され、また、
強弱をつけることがメインになってしまうピアノという楽器でどのように音楽を作っていくか、ということを主に、さらなる音楽への構成を考える助言をいただきました。
冷たい雨が降る中、今日この日のために練習を重ねてきた演奏はとても熱いもので、小さなピアニストから大人のピアニストの方多くの方に参加していただき無事に終えることができました。演奏を終えた方々がほっとした表情で1階ロビーでくつろいでいたのも印象的です。
そして長時間にわたり、一人一人の演奏に真摯に向き合いアドバイスをいただきました先生方、本当にありがとうございました。
表彰されたみなさん、本当におめでとうございます。