2012年度ピティナピアノコンペティション課題曲演奏会(2012.5.27) 終了
2012年5月27日、ピアノストの菊地祐介先生をお招きして『PTNA音の葉ステーション』のオープニング記念のコンサートが行われました。
2012年5月27日、ピアノストの菊地祐介先生をお招きして『PTNA音の葉ステーション』のオープニング記念のコンサートが行われました。
3月20日 春分の日、和幸楽器新都心センターにて黒田亜樹先生のトークコンサートが開かれました。
音の葉研究会会員の指導者をはじめ、たくさんの生徒さんや保護者の方々が、黒田先生の演奏を間近で聴くことが出来るということで集まりました。
普段はホールのような広い会場でしか聴くことのできないプロピアニストの演奏が、息遣いや表情まで感じ取ることが出来る距離で味わうことが出来ました。
(なんて贅沢なんでしょう!!)
素敵な音色に引き込まれました。
トークコンサートということで、曲の演奏前に作曲家のプロフィールや時代背景、使われていた楽器の特徴などにも触れながら、演奏する時に黒田先生が使っているテクニックについてまで「種明かし」をして下さいました。
小さな生徒さん達にも分かりやすく、曲に対する親しみがわいてくるお話の数々に皆興味深々。
指導者の立場としては、こんな楽しい説明をしてあげられるようになりたい!と大変勉強になりました。
説明をしていただいた後に聴く演奏は、一味も二味も違います。
こんなに楽しくて素敵な演奏会は、なかなかありません。
黒田先生、本当にありがとうございました!
<文責:須藤 美帆>
関本昌平氏によるピティナ課題曲公開レッスン&ミニコンサート
日時:2013年5月18日(土) 12時30分開場 13時開演
場所:武蔵浦和コミュニティーセンター 多目的ホール
満席、大盛況の中終了しました。
国内外でピアニストとして活躍されている関本先生の公開レッスン。
受講するのはコンペで受賞歴もある生徒さん達とあって、レッスン前の演奏もよく研究して練習してあるのが伝わってくるものでした。
関本先生は、生徒さん達にもっと魅力的に表現するための具体的な演奏テクニックについて、模範演奏をたくさん交えながら一音一音丁寧に具体的に示していらっしゃいました。
特に印象的だったのは、
・ルバートのさせかた
「これが正解というわけではないのですが、自分ならこんなふうにひきます」
と、演奏して下さると単調だったフレーズが活き活きと動き出して、音楽に惹き込まれます。
続けて生徒さんの演奏には全身を使ってリード。それに導かれて音が輝きを増していきます。
・間のとりかた
まとまりの終わりの音や曲の最後の音の「間」をどのようにとるか。
いくつかの例を挙げながら、時間的な「間」だけでなく指や手の動きとそこにある空気の流れが余韻を残してホールに伝わっていくことを教えて下さいました。
絶妙なバランスとタイミングはピアニストのセンスそのもの。生徒さんはそのちょうどを探ります。
その他、
・速いパッセージの発音のさせかた
・フレーズに合った呼吸
・臨時記号に込められているエネルギーや表情
などについても、アドバイスをされました。
指導者の先生方は勿論のこと、会場に集まった生徒さん達もメモにペンを走らせながら一言・一音聞き逃さないようにと熱気に包まれていました。
出演された生徒さん達も、ありがとうございました。
磨きがかかった演奏と活躍を楽しみにしています。
最後にミニコンサートとして、
バッハ : トッカータ
ショパン : ポロネーズ第6番「英雄」
ブラームス : 4つの小品 Op.119番
アンコールとして子犬のワルツ
を演奏して下さいました。
作曲された時代背景と作曲家のパーソナリティなどについての解説をお聞かせ下さった後に聴く演奏は、子ども達も想像をふくらませて心に残るものだったと思います。
楽譜から離れたところにも演奏のヒントがたくさんあることを再認識しました。
素敵な演奏をありがとうございました。
もっともっと聴いていたかったです。
音の葉研究会 は、関東やその他の地域からも意欲的に勉強する先生方が集まって活動しています。
講座の運営もチームで力を合わせて行いました。
ご一緒に勉強する先生方をお待ちしています!
6月には、根津栄子先生のチェルニー30番指導講座、菊池裕介先生の課題曲コンサート&公開レッスン。また夏休みに親子参加の講座なども企画していますので、音の葉研究会ホームページをご覧ください。
講座後には関本先生を囲んでお食事をさせていただきました。
プロのピアニストと間近でお話が出来る特別な時間でした。
幼少時代のピアノの練習方法は凡人には成し遂げられないようなビックリエピソード。
コンサートでお話下さったブラームスの話の続き。
とても勉強になりました!
関本先生、本当にありがとうございました。
また勉強の機会をいただける日を楽しみにしております。
<文責:須藤 美帆>
6月16日(日)
さいたま市 プラザノースホールにて
2013年度 ピティナ・ピアノコンペティション
菊地裕介先生による
課題曲コンサート&公開レッスンが行われました。
ソロ部門のA1級~D級までの全50曲をコメント付きで演奏して下さいました。
続く公開レッスンは、ピアニストの頭の中の引き出しに詰まっている「表現」するためのテクニックのパーツをたくさん覗き見させてもらえるような時間でした。
目の前でピアニストがひいてくれた!スペシャルミニコンサート・・・
受講された生徒さん達のご活躍も楽しみです!
公開レッスン終了後は、菊地先生のCD販売サイン会も行われました。
菊地先生、盛り沢山な内容の演奏会と公開レッスンをありがとうございました!!
<文責:須藤 美帆>
2014年1月16日(木)
川口リリア 音楽スタジオにて
2014年初めの研究会活動はお年玉企画ということで
永瀬先生が最も尊敬していらっしゃるヤシンスキ先生によるショパンレクチャーと公開レッスンが行われました。
温かいお人柄で音楽を深く愛されている先生のお言葉の一つ一つ、美しいピアノの一音一音、フレーズ、息づかい、全てを間近で感じることが出来て一生心の奥に残るような極上の時間を過ごさせていただきました。
会場に集まった方々とコミュニケート、ディスカッションしながら一緒に音楽と時間を共有しましょうとのお言葉から始まりました。
ポロネーズ
ノクターン
マズルカ
たくさんの曲を演奏されながら先生の中にあるイメージが飛び出します。
◇室内楽+歌手(様々な編成、声部)など ピアノ以外の 音
◇バッハ、スカルラッティ、モーツァルト、シューベルト、ベートーベン、シューマン・・・様々な時代の作曲家風のタッチ
◇草原が広がる美しい景色を鳥になって空から見ているように... 情景
◇女の子の可愛らしい質問に男の人がしっかり答えるように... 物語
たくさん思い描かれたものが生き生きとリアルに音になって伝わってくることに感動しました。
心に描いてから
楽譜に書かれた音を出す前に 出したい音 を頭の中にイメージして 心で感じた通りの音を出して欲しい
・・・そのための テクニック も重要です。
難しいパッセージの練習は小さなパーツの積み重ね
数個の音のみ取り出し練習→数個の音+数個の音と増やしていく→小さなフレーズ→大きなフレーズと発展させる。
和声の変化は時間が前に進むように
ショパンが自分の運命を思いながら夢と現実を往来するように。
〈オススメの練習その1〉
長和音と短和音を逆に入れ替えてみる→そのフレーズにその和音をなぜ選んだのか?和声の変化をよりクリアに感じられるようになる。
〈オススメの練習その2〉
即興を入れてみる→イマジネーションが広がる。
音と音の間に音楽がある
音と音の間を指で押さえているだけでなく心で感じる事が大切。
ただそれは、心で感じるだけで余計な動きにならないように注意しなくてはならない。
(手首や腕、上体などに大袈裟な動きがある演奏をよく目にするとも仰っています)
右手と左手が違う感覚を持てるように
ヤシンスキ先生の演奏は時に大編成のオーケストラのようでもあり、また室内楽のようでもあり、多声部の歌のようでもあり、はたまたそれが組み合わさったような時もあり、一人の人間の二本だけの手でひいていることが信じられない多彩な音色が響いていました。
それを成し遂げるために行うトレーニング一例として、ご紹介いただいたスケールの練習方法を一つここで挙げてみます。
[右手]ドレミ ファーー ソラシ ドーー・・・
[左手]ドーー レミファ ソーー ラシド・・・
何オクターブかで往復します。同じように左右を交換します。
(やり方、伝わったでしょうか?)
驚愕のバリエーションから、ほんの一部です。
午前の部の最後には「もう一曲ひいてもいい?」と惜しみなく演奏を聴かせて下さいました。ピアノを心から愛されているお気持ちが溢れていました。
長時間のレクチャー&レッスンにも関わらず全くお疲れの様子も見せないヤシンスキ先生のバイタリティと情熱に、会場の誰もが驚きと感動と感謝の気持ちでいっぱいだったことと思います。
ヤシンスキ先生、素晴らしい演奏と講義をありがとうございました!
また、この夢のような学びの機会を与えて下さる永瀬先生にも感謝しております。
今日の学びをレッスンと自分の演奏に活かしていきたいと思います。
〈文責:須藤 美帆〉
2014年度ピティナピアノコンペティション課題曲演奏会(2014.4.7) 終了
ピアニストの鈴木弘尚先生は昨年の音の葉ステップでアドバイザーとトークコンサートをして下さり、的確なアドバイスと素晴らしい演奏に代表の永瀬まゆみ先生をはじめ多くの会員も虜に。
そして今回、A1からD級までの課題曲全曲の演奏会が実現しました。
会場は武蔵浦和コミュニティセンターのホール。
遠方からも熱心な指導者の方々がお越しくださいました。
楽譜にある音を出しただけか、聴く人の心をとらえて離さない演奏か
どちらになるかを分けるポイントとなる
魅せる
「技」
「術」
「ツボ」
について実践的で具体的な説明を一つ一つ時間をかけて丁寧にしてくださいました。
・二声のメロディとメロディの内側に隠れている和声を感じる
・音程と音程の間に隠れている音を感じる
・伴奏形のキャラクターが変わればメロディの歌い方も変わる
≒歌手と伴奏者のつり合い
・明るい音色のタッチ 動かす指の距離は長くてスピードは速い
・暗い音色のタッチ 動かす指の距離は短くてスピードは遅い
・指でつなげるレガートと響きを耳でつなげるレガート
・ぺダルの踏み方や打鍵の様々な可能性
今日の内容をもし料理に例えるならば
主婦 と シェフの差
切り方?材料を入れるタイミング?
調理時間?隠し味?
はたまたスパイス!?
様々な行程や材料の違いひとつで仕上がりが全く違ってくる・・・
そのコツみたいなものを余すことなく大公開してしまうような演奏会でした。
アーティキュレーション、フレージング、タッチ、強弱
「ここはこうやって弾く」
と決めてしまわずに、10や20通りの色々な方法を試しておくことで、本番は気分や会場、ピアノの状態をみながら
「こう弾きたい!」
と感じたものを選択して演奏するというお話がありましたが、この決め込んだものだけで練習した演奏も料理で言うならばいつも味が均一なレトルト食品やコンビニ弁当にあたるのではないでしょうか。
いつも同じ味付けでは飽きてしまって食べる喜びも減ってしまいますね。
もちろん味の好みが人それぞれ違うように、音楽にも「これが一番いい」という正解はありません。
さぁ、コンペではどんなステキな演奏が共演されるのでしょうか。
私のピアノも、生徒さんのピアノも、もっともっと美味しくなるように色んな挑戦をしていきたいと思います!
午前の部も午後の部も「あと10分だけ!」「もうあと1分でもう一曲!」と大幅に時間を延長して熱意あふれる演奏とレクチャーしてくださった鈴木先生、本当にありがとうございました。
<文責:須藤 美帆>
2014年8月25日(月)
武蔵浦和コミュニティセンター多目的ホールにて
ピリオド楽器を使ったアンサンブルをピアノ学習者向けに行うコンサートという他ではない特別企画。
去年に引き続き今年はチェンバロも加わって、バロック音楽へタイムトラベルしました。
「時は250年から300年前。
日本ではお侍さんがチョンマゲを結っていた時代のヨーロッパの音楽です。」
と、演奏とバロック時代のお話を交えながら進行していただきました。
当時の楽器と現代の楽器の違いは?
そして、当時のオシャレ。
※参加した生徒さんから感想を聞いてみたところ、このカツラのインパクトは大でした(笑)
バロックの演奏を当時の楽器で聴く機会に恵まれた小さなピアニストさんと大人の方々、「百聞は一見に・・」でなく百見よりも価値のある「一聞」ですね。
現代の楽器で演奏する時にこれを「音の引き出し」から取り出せるのではないでしょうか。
ピアノで演奏しているあの曲も、チェンバロだと響きが全然違うね!
休憩時間中の調律に皆さん興味深々。
記念撮影もして、夏休みのステキな思い出になりましたか?
クラングレーデの皆様、素晴らしい演奏とお話をありがとうございました!
<文責:須藤 美帆>
梅雨入りが発表された直後の6月7日でしたが当日は好天に恵まれ、プラザノースで朝は9:40から夜20:10まで、105組の熱演が続きました。
初々しいステップ初参加の愛らしいピアニストから、記念すべき継続80回目の大人の方も。大好き!!な一曲を選んで頑張った子、コンペに向けて鍛錬を重ねている子、それぞれに思いの伝わってくる素晴らしい演奏ばかりでした。
全国で大変ご活躍のアドバイザーの先生方からの講評と、赤松林太郎先生のトークコンサートはピアノ学習の上で大切にしたいヒントや大きな目標になったことと思います。
音価を硬貨に例えたお話が印象的でした。
「全音符は500円の、16分音符は一円玉の重み。(=価値)
それぞれの音の持つ重さを忠実に表現することがとても大切です。」
そして、ピアノに魔法がかかったかのようなトークコンサート ♪ ♪
D.スカルラッティ ソナタK.9/L.413
クレメンティ ソナチネOp.36-4終楽章
シューマン いとしい五月お前はまたやってきた
バルトーク 6つのルーマニア民俗舞踊より第1番、第6番
ピアソラ(山本京子編曲) リベラルタンゴ
澄みきった音、温かい音、穏やかな音、情熱的な音、
ピアノが歌い、時に打楽器のように鳴り、聴衆の心を鷲掴みに・・・。
ずっと聴いていたかった演奏の最後にアンコールの贈り物。
モーツァルト 一本指のワルツ
自分の住まう地域で気軽にこんな素晴らしい音楽に触れられる機会がもてたことを本当に幸せに思いました。ステップ開催は地域の音楽活動の活性剤になります!
赤松先生、心に残る素敵な時間をありがとうございました!!
おめでとうございます!
5回、10回とステージを重ねられたことを記念してキーホルダーや楯が贈られます。
励みになりますね!
音の葉研究会名誉代表 (故)永瀬まゆみ先生
言葉のように音の言葉で語る演奏がまゆみ先生にも届いたのではないでしょうか。
先生から教えていただいたことを指導に活かし、研究会員一同学び続けていきます。
長い一日、アドバイザーをお勤めいただいた先生方とステージを応援したスタッフ一同
「また次回成長された演奏を聴かせていただけることを楽しみにお待ちしております」
(レポート:須藤美帆)
毎年夏休みに恒例となっている音の葉研究会主催の親子講座。
今年は素晴らしいホールで開催することが出来ました。
コンペは予選真っ最中の時期でしたが、頭・耳・心に残る貴重な経験になったのではないでしょうか。
◆場所:さいたま芸術劇場 音楽ホール
◆日時:2015年7月4日(土)
◇ 第1部13:00~13:50 作曲家によるお話 講師:西尾 洋先生
「伴奏は魔法使い」~伴奏付けの極意を学ぼう
アナリーゼできるようになりたかったら作曲をすることが一番の近道です。
と、西尾先生は音の葉研究会の定期講座でよく口になさいます。
今回の親子講座では【伴奏】にクローズアップ。
「伴奏の役割ってなんだろう?」
西尾先生は1枚の写真に例えました。
写っている人が主役→メロディ/背景→伴奏
こんなところへ行ってみたいなぁ・・・と想像できるのは写真の中の人物の奥の景色でしょう。
伴奏はそんな空間をつくる大切な役割なんだという意識をもって、それでは実際の曲では何をどうすれば素敵になるのか一緒に考えていきます。
シューマン作曲の子供の情景より三曲の例が挙げられました。
何度も出てくる同じメロディ(テーマ)に対して、伴奏はどうなっているでしょう?
ここが変わったね!
ここは同じだね!
テーマのリズムが使われてるよ!
グンと下がって低い音になったね!
同じところは気分を変えてみよう。
違うところは違いをどうやって表現しようか。
・・・いつもは用意した楽譜に書かれた音を再現するだけかもしれない伴奏にここまで着目すると、今までとは違うものが見えてきて演奏したときの聴きかたが変わるのではないでしょうか。
楽譜に書かれていることは本当に極々僅かで、そこから何を読み取ってどのように自分の音楽を創り上げるかが面白い作業なのだということが参加された生徒さんもご家族の方も実感されたのではないかと思います。
最後に、会場の方も皆がよく知っている《虹のかなたに》にオリジナルの伴奏付けをするワークを行いました。
ノーベル賞をとるような大発見は、何か分量を間違えちゃった!とか失敗した中から起こることも多いのだとか。
伴奏付けも、不正解を恐れずにいくつも試してみながら遊んでみましょう。
弦楽アンサンブルやジャズピアノ、サックスなど様々なアレンジの演奏を聴いて締め括られました。
◇ 第2部14:00~14:50 ピティナ課題曲公開レッスン 講師:関本 昌平先生
・B級 小林 奏 さん テレマン/アレグロホ短調 ヴィクトル/子ヤギ
・C級 御園 桃子 さん ダカン/かっこう ギロック/ダイアナの泉、魔女の猫
・連弾初級 Ⅰ小林 りら さん Ⅱ松原 はるな さん グレチャニノフ/舞踏会の後で、牧草地
ご自身も小学4年生からほぼ毎年PTNAコンペを受けてこられたという関本先生。
3月の課題曲発表から始まり、それぞれ違った時代の作品にふれられて夏までかけて4曲を深めながら勉強できることがよかったと振り返っていらっしゃいました。
コンペ期間中の一日のスケジュールも細かく教えて下さいましたが、ポイントはコンペの曲を練習することはもちろんですがそれと同時に色んな曲を早く仕上げる練習も大事とのこと。(B級を受けていた頃にはショパンのエチュードなど有名な曲を次々ひくことで初見力をつけられたそうです。)
スケール等の基礎練習と練習曲とバッハと・・・・と、時間帯ごとにやるべきことを決めて取り組まれたそうですが、何より驚きなのは、コンペの曲を弾いている時間の方がその他の練習時間より短い!ということ。
コンペは1日にしてならず。
結果に結びつく演奏には、やはり土台が肝心!ということでしょう。
レッスン受講生は、
聴く人をひきつけるテンポの揺らし方、
ホールの広さを意識した強弱の幅、
音の立ち上がり、
タッチの対比、など 関本先生からの魅力アップエッセンスを受けるとたちまち輝きを増した演奏に。
的確なアドバイスに対して早いレスポンス、どんどん発展していく様子を目の当たりにして、受講生の普段からの並々ならぬ努力に拍手を送りたいと思いました。
レポートが遅くなってしまい今年のコンペは既に終了しましたが、今頃は皆さんきっと新たな目標を持ってピアノに向かわれていることと思います。
またどこかで演奏聴かせていただける日を楽しみに陰ながら応援しています。
◇ 第3部15:00~16:00 名曲コンサート 演奏:関本昌平先生
・ショパン/ポロネーズ第6番「英雄」
・ショパン/ワルツ第6番「子犬」
・ショパン/ワルツ第7番 Op.64-2
・ベートーヴェン/ピアノソナタ第14番「月光」
・ショパン/24の前奏曲Op.28より抜粋「雨だれ」など
・ショパン/スケルツォ第2番 Op.31
作曲家のお話とピアニストによるレッスンとコンサートという盛りだくさんな内容を素晴らしいホールで受講できる贅沢な時間でした。
西尾先生、関本先生、この企画を残して下さった永瀬まゆみ先生、ありがとうございました!
<文責:須藤 美帆>
◇開催日 2017年5月28日(日)
◇会場 プラザノース ホール
アドバイザーに、
伊井 光子 先生
遠藤 美子 先生
黒川 浩 先生
をお迎えし、85組の出演者の皆さまにご参加いただきました。
個性がにじみ出る大人の方、自作曲で出演の方、コンペに向けてアドバイスを求める方、初めてのステージに挑む方、お一人お一人の演奏全てが熱演でした。
そして、継続表彰の方おめでとうござます!
ステップ参加者だけでなく、地域の方々にも本物の音楽をお届けするトークコンサートも皆さまが楽しみにしてくださっています。
黒川 浩先生による素晴らしい演奏と分かりやすく面白く音楽の魅力に迫るお話に、会場いっぱいのお客様から大きな拍手が。
(ショパンの雨だれから"雨の音抜きにしたら・・"という解説と演奏、面白かったです!)
ご参加いただいた演奏者の皆さま、たくさんの素晴らしいアドバイスを下さった先生方、会場で演奏に大きな拍手をしてくださったお客さま、運営にご協力いただいた先生方、和幸楽器の皆さまに心より感謝申し上げます!
次回も音の葉ステーション主催のステップにご参加をお待ちしております。
<文責:須藤 美帆>