セミナー アーカイブ

2014年5月 8日

【実施レポ】2014コンペ課題曲セミナー(平間百合子先生)

4月23日(水)カワイ川口ショップコンサートサロンにて、平間百合子先生による「2014コンペ課題曲セミナー」が行われました。3週間という短い宣伝期間にもかかわらず、近隣のステーションの先生方のご協力があり、予想以上の参加者に恵まれました。

A1級からC級及びD級の近・現代までの内容でしたが、先生は各曲の要点を明確に、テンポよくご説明され、拾い弾きではなく全曲通して演奏して下さいました。
しかも各級きちっと時間設定し、予定時間内に終えるという技は見事でした。 (もちろん、もっともっとお話をお聴きしたい気持ちはありましたが。) ランチの折には、やはり是非来年は「全日の講座企画」のご要望が皆様より寄せられました。来年度に向け、検討してまいりたいと思います。平間先生、ありがとうございました。

(Rep:ピティナ埼玉県支部 鈴木慶子)

2018年2月 2日

赤松林太郎徹底講座シリーズ クラシック編 -ベートーヴェン ピアノソナタ- vol.1

180115akamatsu_1.jpg2018年1月15日(月)カワイ川口ショップリリアコンサートホールにて、 赤松林太郎先生の講座「赤松林太郎徹底講座シリーズ クラシック編 -ベートーヴェン ピアノソナタ- vol.1」が開催されました。

今回のセミナーは楽譜を用いながらピアノソナタを1曲1曲紐解き、ベートーヴェンが伝えたかった音楽について理解を深めていく内容でした。
数々の経験と実績をお持ちの赤松先生は、只管に楽譜を読み解くのではなく、 先生ご自身でベートーヴェンの旅をされた際に、実際にご覧になって体感された体験談を、そのユーモアあふれるトークで語り、受講者を一気にベートーヴェンの世界へ引き込んだように感じられました。

180115akamatsu_2.jpgベートーヴェンが何を思い、行動し、至ったか、「だからスタッカートなのか...スフォルツァンドなのか! だからたくさんピアノが壊れたのか..!」と、動機から解結まで紐解いていく時間は、まるで探偵のようで大変新鮮な気持ちでした。

また、演奏する際やレッスンで生徒に教える場合の大切なポイントも、しっかり紐付しながらご指導くださいました。一つを学ぶとさらに考えが広がるため、受講者の皆様からはもっと知りたい、次回も早く受講したい、ずっと続けてくださいと、 たくさんのお声をいただきました。

演奏時のポイントはもちろん、いままで知り得なかったベートーヴェンのあれこれも知ることができ、皆様大変ご満悦なご様子でした。 赤松先生、ありがとうございました。

Rep:株式会社河合楽器製作所 埼玉ユニット川口ショップ 石山 のどか

2018年5月14日

【実施レポ】2018年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー(弓削田優子先生)

2018年4月18日(水)カワイ川口ショップリリアコンサートホールにて、 弓削田優子先生をお招きし、「2018年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー」が開催されました。

午前中のみの限られたお時間の中で課題曲A1級-C級のバロック・古典・ロマン・近現代曲と幅広く取り上げてくださいました。 やわらかで華のある弓削田先生は、実際に経験された例などを取り入れて楽しくお話しつつ、各曲のポイントとなる箇所を重点的に抜粋し、お手本演奏と注意演奏を交互に弾き比べながらわかりやすくご説明くださいました。

演奏技法では、楽譜内の演奏記号を裏切らず且つ生徒の個性を活かすようなアドバイスの仕方に皆様もハっとした様子でした。 また、部分的であったにもかかわらず、一つ一つの音を大切に奏でる先生の美しい演奏に魅了され、時間があっという間に過ぎてしまいました。

コンペティション対策セミナーとして演奏技法についてはもちろん、生徒への教え方や生徒ご家族へのアドバイスの仕方、 コンペティションまでの過ごし方等々、教訓となるお話が盛りだくさんで、参加された先生方も生徒さんにどのように教えよう...と 真剣に聴講されていることを強く感じました。

多くの刺激を受けることができた非常に有意義で貴重なお時間でした。弓削田先生、ありがとうございました!

Rep: 株式会社河合楽器製作所 埼玉ユニット川口ショップ 石山 のどか

2019年5月 9日

【実施レポ】2019年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー

2019年4月17日(水)にカワイ川口ショップ・リリアコンサートホールにて弓削田 優子先生をお招きし、「2019年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー」を開催いたしました。

前回同様、午前中の限られた時間の中でA1級~C級のバロック・古典・ロマン・近現代曲と幅広く取り上げてくださいました。
弓削田先生の体験談を取り入れて会場を楽しく盛り上げながらお話をしつつ、各曲の重要なポイントとなる箇所を重点的に抜粋し、お手本演奏と注意演奏を交互に弾き比べながらわかりやすくご説明くださいました。

まず課題曲に入る前にお話をされていた重視してほしい2点のポイントは、受講者の先生方に深く印象に残ったのではないでしょうか。

先生側、生徒側とも意識するか否かで演奏が見違えるほど変化が生じる大切なポイントで、セミナー中も皆さんの受け取り方に大きな影響があったことと伺えます。

課題曲に入るといかに楽譜を追求することが大切か、作曲者の意図や背景の説明を十分に踏まえながら演奏くださいました。
時代背景や作曲者の性格・環境を深堀りすることや、解放音は別の音色に仕上げるなどの細かい和声分析、何のためにペダルが必要なのか場面ごとの考察であったり、個々の手のお話など、ここでしか聞くことのできない秘話を盛沢山お話くださいました。

また、先生の演奏はお人柄が滲み出るような柔らかく上品な音色でまるでヨーロッパの宮殿や花園にいるような錯覚を覚えました。
長い音価やスラーはもちろん、細かな粒でさえ一音一音に心が込められていてひとつも聴き逃したくないと、会場の皆さんも同じ思いに駆られたことでしょう。
課題曲にもブリランテがありましたが、美しく煌びやかな先生の演奏はまさにブリランテという言葉がぴったりだと感じました。

楽譜に忠実且つ個性の音色を引き立たせてこそ芸術的であり最も難関な部分ですが、今回の弓削田先生のセミナーを通して受講者の先生方は指導する側としてレッスンに必要な新たな要素を掴めた様に感じました。

非常に有意義で貴重なお時間となりました。弓削田先生ありがとうございました!

Rep:石山 のどか



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