第一回「大人のピアノ愛好者のためのサロンコンサート」
第一回目「大人のピアノ愛好者のためのサロンコンサート」が、クリスマス直前の土曜の午後、いよいよ本番を迎えました。まほろばステーションでは、半年前から参加者募集をし、準備を重ねてまいりましたが・・、
16組19名もの方々がご参加くださいました!
受け付けで、演奏順のくじを引く演奏者の方々。
ケーキと紅茶のセットがついてきます。みなさん早速紅茶を注ぎに。数種類のフレーバーティーが、演奏中も何杯でもおかわりできます。
大人の愛好者にとって、人前で弾くのは勇気のいること。また、お子さんと一緒の演奏会にもなかなか出にくいものです。
この会は、教室の枠を超え、上手い下手ではなく、バックグラウンドやキャリアの違うピアノ愛好者同士が、この仲間の前だったら弾けるという、それぞれにとって居心地の良い空間を作りたい・・という代表の願いで企画したものです。回を重ねていくうちにそんな会になるよう育てていきたい、また育てていただきたい・・と思っています。
冒頭そんな思いをお話し、
そして、いよいよ演奏スタートです!お一人づつ、演奏前にコメントをいただきました。
「娘がやっているのを見て、ウン十年ぶりに再会した。」
「60の手習いで、始めてまだ間もない。」
「保育士で、苦手なピアノを頑張っている。」
「普段は合唱をやっている。こんなカフェで弾くことになるなんて。」
「曲選びが楽しかった。そこまではよかったのだが・・・。」
「どんな方が出るのか、不安だった。」
「仕事の合間に、連弾を合わせるのが大変だった。」・・・等々色々です。
お客様をお呼びした方もいらっしゃいましたので、感想なども、合間にインタビュー。
ドレスをこの機会に!とご用意された方も。
途中ケーキを食べながらクイズタイム!!まほろば交流会でご一緒に勉強する仲間の先生方に、連弾でクイズを出していただきました!隠れている曲の名前を当てるクイズです。
クイズで肩の力を抜いて、後半の部へ。午後2時に開演も、外は次第に夕闇に・・すると、ラウンジの外の木々にイルミネーションが瞬き始め、ムードは最高潮!
演奏曲目は、さまざま。先生や、生徒さん同士の連弾あり。名曲を弾きやすいようにアレンジしたものから、ボカロ曲、ポピューラー名曲、モーツアルトのソナタ、ショパンのエチュード原曲まで。
全員どなたも、途中で演奏リタイアすることなく、間違えても最後まで弾ききりました。またお聴きの方々もどなたも席をお立ちになりませんでした。
さすがは大人の同好の士の会。良い会の雰囲気を皆さんに作っていただき、感謝です!
最後は全員で記念写真。またお会いできますように!!
♪この会が、少しでも継続のための励みになりましたら幸いです!
以下終了後のご感想です。
「大人のピアノは、それぞれの人生がある。奏者の一人一人のピアノに対する思いが伝わる良い雰囲気のコンサートだった。」
「誰が出るどんな会がわからず不安だったが、今となっては心配無用のアットホームな会だった。」
「緊張し、思うような演奏ができなかったのが悔しいので、来年リベンジしたい。」
「弾けないところも、練習すると弾けるようになるのが楽しい。」
「普段は電子ピアノで練習しているので、あまりグランドで弾く機会がないからよかった。」
「先生に勧められ、はじめはお断りしようと思っていたが、出てよかった。来年も出たい。」
「同じ境遇の方がいて、親近感を覚えた。」
「間違えても、最後まで弾ききるのが立派。」
「こんな素敵なラウンジで弾けるとは。」
「ピアノが弾きやすく、気持ち良く弾けた。」
「司会が暖かい雰囲気だった。」
「100回の練習より、一回のステージ。」
「来年の曲の選択が楽しみ。もう悩んでいる。」
「今度は、ステップにも出てみたい。」
「練習が大変だった。無理のない曲目、たとえば連弾なども考えてみたい。」
「弾いてみたい素敵な曲が一杯あった。」...等々。
PTNA仙台まほろばステーション 大野芳枝