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第5回「大人のピアノ愛好者のためのサロンコンサート」終了しました。

「愛好者のためのサロンコンサート」は、今年節目の5回目を迎えることができました!
ステーション立ち上げ時、全くのゼロからスタートした会。
ピアノ教室の垣根を超え、ただピアノが好きという愛好者の居心地の良い会を目指しておりましたが、予想をはるかに超える会に育って来ております。
そして今回は、5回の節目にふさわしく、ピアノへの愛に溢れた、びっくりするくらいレベルの高いコンサートとなりました。

「お久しぶり!」「お元気でした?」笑顔の再会のご挨拶ののち、プログラムは、ショパンエチュードop.10-1でスタートです!
ピアノの森のオープニングに使用されているこの曲、まさに始まりにぴったり。
おかわり自由のフレーバーティ、コーヒー、ジュースを飲みながら途中のケーキタイムを挟み、熱演が続きます。
新しいメンバー7人も加え、青森や福島から毎年のようにご参加くださる常連さんもいます。

弾く前に一言、ピアノとのかかわりをお話しいただくのですが、さすが大人の会。
皆様の人生が垣間見られる、曲やピアノとの関わり方をお話しくださり、それを伺った後に聴く演奏は、たぶん違って聴こえてきます。
常連の方々はさすがのコメント力。
言葉の端端から、ピアノが生活の一部となっていること、また、この一年この会を目標に練習を重ねてきたことが分かります。

今年は、ショパンの「エチュード」「英雄ポロネーズ」「ワルツ」「子守唄」「ノクターン」、ラヴェル「ソナチネ」、セヴラック「セルダーニャ組曲より」、シューマン「アラベスク」、シューベルト「即興曲」、バッハ「平均律」、ドビュッシー「グラドゥスアドパルナッスム博士」「レントより遅く」、グリンカ「ひばり」、そして、季節にぴったりのジャズやポピュラーもありました。

大人はピアノ歴、練習環境などバックグラウンドはそれぞれです。
上手い下手を問う演奏を求める会ではありませんが、会を重ねるごと、本当にピアノと練習とがお好きな方々が来てくださっているのだなぁと思わせられる、驚くべき完成度の演奏の数々。
そして、皆さん、落ち着いてリラックスしていらっしゃるように見えます。

お客様も、最後まで席をお立ちにならず、約3時間の会は、庭のイルミネーションが美しく瞬く中、無事終了いたしました。

写真を撮り合ったり、時間ぎりぎりまでおしゃべりや情報交換。
初めて会ったのにすっかり意気投合し、打ち上げに繰り出す方々も多数。

その夜から続々とメールで感想が届き、皆さんそれぞれの演奏にとても感動したご様子でした。
ご参加ありがとうございます。
主催者側も思いがけず皆様と繋がる事ができ、とても楽しみなイベントとなっています。

来年も開催します!
7月のステップと併せてまたお会いできるのを楽しみにしております‼︎

以下、当日のアンケート、またメールでの感想より抜粋です。

・こんな会を求めていた。迷ったが参加して良かった。
・ピアノが好きという事で繋がっている良い時間を共有できた。
 刺激をもらいモーチベーションが高まった。
・演奏の質は高いのに暖かい雰囲気で、リラックスして弾くことができた。
・上手い下手など関係なく、ピアノ好きな事、お互いの成長を喜び合う気持ちなど再確認できた。
・来年は転勤で東京だが、可能なら仙台まで来て参加しに来たい。
・この一年この会を目標に練習してきた。ずっと続いて欲しい。
・コメントを聞き演奏を聴く事で、また違った聴き方ができた。
 人生がかいま見え、勇気と元気をもらった。
・ケーキタイムが嬉しかった。
・自分が出て良いものか迷ったが、来て良かった。
・世代を超えた交流ができた。
・この素敵な場所に居られる幸せを感じた。次は何を弾こうか楽しみだ。
・毎回ステップとは違う発見がある。
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