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2019年4月24日

汐留4月ステップ開催します(2019.4.29)

≪ご挨拶≫

本日はクラヴィアバウマイスターステーション・汐留ベヒシュタインサロ

ンに足をお運びいただきありがとうございます。

今日のステップで使用するベヒシュタインピアノの個性として「透明な響

き・立ち上がりの早い音の個性が、音楽作りにどんな作用を与えれること

ができるか」を感じていただければ嬉しいです。

例えば挨拶の言葉の「おはよう」も、抑揚によって朝の気分がわかったり

します。

同じ旋律でも抑揚のつけ方で表情が変化します。

皆様が「ピアノから得る気付き」を、感じていただければ幸いです。

(当日のプログラムより)

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2021年4月21日

汐留4月ステップ開催します(2021.4.29)


             ≪ご挨拶≫


汐留klavierbaumeisterステーションにご参加ご来場いただき心より感謝申し上げます。
当ステーションでは、ベヒシュタイン・フルコンサートグランドピアノを使用し、参加者の方にはピアノ演奏表現の新たな可能性の引き出しを持っていただく事を目的の一つに掲げています。
ベヒシュタインの響きは特に、内声部を担う中音域〜低音域に、非常に良質な分離感があります。この事から、少し意識を持っていただくことで、主旋律以外の音の流れを明瞭に聞き取る事ができます。例えば、主役ではないと思っていた内声の動きに注意を払うと、今まで感じていたのとは違う音楽が突然現れる、といった体験をする事がしばしばあります。
ピアノを演奏することは、頭の中に客観的な指揮者を持つ事、とよく言われていますが、この見えない指揮者に個性的な響きが提示され、新たな表現の可能性の誕生をお感じいただくことができれば幸甚に存じます。
                           
ステーション代表 加藤正人


(当日のプログラムより)

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2022年4月27日

汐留4月ステップ開催します(2022.4.29)

             ご挨拶

ピアノは鍵盤さえ下げれば音は出ますが、同時に様々なことを行わ
ないとならない大変大きな課題を、こちらに提示する楽器と言える
でしょう。
しかし、ピアノから湧き上がる響きに耳を澄まし試行錯誤を繰り返す
事で、作品の持つ表現の可能性が体感でき、表現の新しいアイデアが
創出されるという事をピアニストからしばしば伺います。
19世紀ロマン派時代に現代の形に変化したピアノは、製造される地域
の嗜好や、製作者と音楽家との会話の中で、様々な個性のベクトルを
持つ楽器に育まれました。
昨今、多様性という言葉が話題になりますが、現代に継承されたピアノ
は正に、深層的多様性を含んだ楽器と言えるでしょう。
出逢い、知識、経験などの複数のインプットにより形成されるものが
深層的多様性ですから、インプットが決して一様では無いヨーロッパの
ピアノ製造は、その時代の中で育まれた多様性を提示してくれます。
新たな表現の可能性を、このステップのベヒシュタインの響きとの
出会いから探っていただければ幸甚です。
                       加藤 正人

(当日のプログラムより)

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