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9月連弾研究会を行いました♪


暑い8月が終わり子供たちの学校も始まりました。
湘南の連弾研究会もひと月夏休みとしまして(代ってランチ会を開催!←湘南ピアチェーレステーションのレポート参照)2ヶ月ぶりの例会です。

9月3日(水)10:00~12:00、ヤマハ藤沢南口センターにて21回目の連研を行いました。


今回の内容は以下の3曲

1.【シュンゲラー:新しい子どものうたの本1】(ショット・ミュージック)より 
   シュンゲラー編:小鳥ならば

2.【アンゲルブレシュト 子供部屋1】(全音楽譜出版)より  
   アンゲルブレシュト編:ミドリネズミ.......

3.【音の栞 Ⅲ】(カワイ出版)より
  三善晃編:ずいずいずっころばし


1.シュンゲラ編:小鳥ならば

ドイツ語の原題はKommt ein Vogel geflogen.ドイツの古い歌です。ショット・ミュージック版では日本語で「もしも わたしが 小鳥ならば すぐにあなたの もとへ行くわ(高田さゆり訳)」と付されています。ドイツ語版では以下のような詩になっているので、かなり意訳されていることがわかります。


Kommt ein Vogel geflogen ,setzt sich nieder auf mein Fuß
hat ein'n Zettl im Schnabel,von dem Dirndl einen Gruß.
Lieber Vogel, flig' weiter, 
bring' ein'n Gruß mit, einen Kuß, 
denn ich kann dich nicht begleiten,
weil ich hier bleiben muß.  


原曲はシンプルな8小節のメロディーにこの歌詞で歌われます(一羽の小鳥がやってきて 私の足元にとまった/くちばしにはあの娘からの挨拶が書かれた手紙/鳥さん、また飛んでいって/(あの娘の)挨拶と口づけを持って帰っておくれ/僕はここに居なくちゃいけないから/一緒についていけないんだ)。
このメロディーは『メトードローズ・ピアノ教則本』では「アルザスの円舞曲」、『きらきらぴあの こどものピアノ名曲集1』では「ことりのうた」(ミュラー作曲)として編纂されています。
さてシュンゲラーは冒頭とコーダにこのメロディーを置き、中間部は18小節の間奏(Zwischenspiel)を挿入しています(ここがおそらくオリジナル)。間奏部のプリモ最後には突然跳躍があったり、スタカートの連続が出てきて、初見では戸惑うようなフレーズです。少し練習が必要です。
最後はKo先生のアンサンブルで、バレエのような演奏に展開して楽しみました。




2.アンゲルブレシュト編:ミドリネズミ.....

こちらはフランスの歌です。原曲はUNE SOURIS VERTE...緑色したネズミ。
日本では耳馴染みのない歌だったのでユーチューブで見つけました。こちら→UNE SOURIS VERTE 
Une souris verte               
Qui courait dans l'herbe
Je l'attrape par la queue
Je la montre à ces messieurs
Ces messieurs me disent :
Trempez la dans l'huile,
Trempez la dans l'eau
Ça fera un escargot tout chaud

おもしろい内容の歌詞です(緑色のネズミ/草の中を駆けていたところ/僕はそいつを、尻尾をつかんで捕まえて/おじさんたちに見せたんだ/おじさんたちが僕に言うには/そいつを油に浸してごらん/そいつを水に浸してごらん/熱々のエスカルゴになるよ)。
プリモの右手でこのメロディーが始まります。セコンドはちょこまか動くネズミのような16分音符の動き。プリモとセコンドの手はかなりぶつかるので、合わせて弾いて初めてわかる弾きにくさを感じます。
中間部に入る直前で変拍子が出てきて新しい展開へ進みます。この変拍子部分はわざわざ変拍子にしなくても2拍子のまま演奏できるのに、あえて変拍子にしたのには意味があるはず。その拍子間を意識しながら演奏を味わいましょう。
中間部はプリモが細かく動きます。「生徒(L'ELEVE)」と指定されてるプリモですが、この部分は小さな子供が弾くにはちょっと難しいです。
そして中間部からまたテーマがもどってコーダへ。シュンゲラーの「小鳥ならば」と同じ構成で、とてもまとまりのある作品でした。
メロディーはフランスの歌のようにあどけなく弾くか、フレーズ感を出して歌いあげて弾くか(実際、楽譜にはプリモにスラーが付いてないのです)可能性がいろいろある曲です。
最後にオーケストレーションされたKo先生のエレクトーンと合わせて、また違う音楽の世界を楽しみました。



3.三善晃編:ずいずいずっころばし

説明する必要のない日本のわらべ歌「ずいずいずっころばし」。
今回は夏休みをまたいで2回目の合わせでしたが、やはりリズムと複雑な和声に皆さん苦しみました。それでも前回よりはずいぶん味わえるようになりました。
付点のリズムのように聞こえますが3連符なのでその躍動感なども突き詰めていくと時間がかかりそうです。同じリズムの連続ですが、譜面にはスタカートがついている音、ついていない音、スラーがかかっている部分、三善先生からのご指示が細かくあります。
きっとすべてに意味があるのでしょう。深いです。

そして最後の10分くらいいただいて、今月末の湘南9月ステップに参加する連研メンバーのKo先生とYが連弾3曲を演奏しました。先生方のアドバイス、大変勉強になりました。
(三善晃『音の栞Ⅲ』から「おゝスザンナ」「ドナ・ドナ」「フニクリ・フニクラ」を一参加者として演奏させていただきます。三善先生の素敵な編曲を伝えられるようにがんばります♪)



また今月末の湘南9月ステップでは参加者にとって嬉しいことがあります!
この度、湘南藤沢ステーションがステップ開催10周年となり、それを記念してご当地シールが誕生\(^o^)/
9/28(日)のステップに参加する人はこのシールを貼ってもらえます!

このシールのデザインは、当連研メンバーでもあるA先生が作成してくださいました。
もともと絵がものすごく上手で、ピアノのレッスンで曲をこんな絵にするほどの腕前なのです。

2014-9-3   9月連研⑤ - コピー.JPGのサムネール画像
2014-9-3   9月連研⑥ - コピー.JPG
今回の連研に持ってきてくださいました!







以前、このようなA先生のイラストが湘南藤沢ステーション代表の目にとまり、腕を見込んでシールのデザインをご依頼~そして水面下で制作が進み完成しました。
当日までのお楽しみ♪としたかったところですが、一足先にご覧ください!

2014-9-3   9月連研⑦.JPG江ノ電や江ノ島が描かれています。
23ステップの合格者はブルーのシール、フリーステップに参加された方はオレンジのシールになります。
今月28日(日)の湘南9月ステップ参加の方、ご当地シールをどうぞお楽しみに~!!



次回の連弾研究会は10月1日(水)10:00~12:00の予定です!!!



2014-9-3   9月連研⑧.JPG








ピアノ指導者であれば、どなたでも参加できます。
お気軽にお申込みください♪ 





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