4th Academia Internazionale Ciao Musicaの今年最後の
マスタークラスが終了しました。
レッスンからリサイタルまでピアノ一色の時間を
共有したみんなの顔は晴れやか!
まさに切磋琢磨の素晴らしい時間を過ごしました。
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今回もJuniorクラスが一足先ににベルリンの保屋野先生の
レッスンを受けました。初参加のSちゃん、美和先生の
導きでみるみる音楽が立体的になります。
連続受講のドイツのAriloくんはハイドンのソナタでした。
レッスンの後はお楽しみの小さな国際交流タイムです。
日本と違ってドイツは10歳が進路を決めるタイミングだそうで、
彼は音楽の道を選びC.P.E.Bach小学校在籍です。
「そんなの決められない!」から始まり、
「どのくらい練習をしていますか?」、「練習は好きですか?」、
「ゲームで遊びますか?」など小学生らしい質問が
活発に飛び交いました。ご覧ください、この笑顔。
最後は別れ難くなったJunior Classの子供たちです。
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そしてIntermediate黒田亜樹クラス。
今回は都内での対面レッスンが中心となりました。
いつもはオンラインで参加していた全国各地の受験生が
冬休みというタイミングを利用して東京に集結したからです。
彼らは数日間の合宿で音楽漬けの日々を送りました。
「大変なこともあったけど、みんなと一緒だから乗り越えられた」
と清々しく語り、音楽に限らずたくさんのことを吸収したようです。
こちらはお互いのレッスンを聴講する様子。
そしてKonstantin Shamray先生のAdvancedクラス。
今回はCiaoMusicaの奨学生として
フィオレンツィーノピアノコンクール(伊)で優勝した
リード・希亜奈さんを迎えました。
Shamray先生のレッスンはいつもながらに大変整理され、
筋道のたった確かな音楽作りを受講生たちの意見を聞きながら
進んでいきます。
その鮮やかな導きは「素晴らしい」の一言に尽きます。
通訳なし、英語でのレッスンを受ける若いピアニストたちは
頼もしいです!
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そして、それぞれがレッスンを終えての夕方からは
成果発表Recitalが開催されました。
Junior、Intermediate、Advancedの順にCiao Musicaの
公用語である英語でそれぞれが一言紹介をして
(これが緊張!みんながんばりました)からの演奏です。
ショパンのワルツにドビュッシー前奏曲、それぞれの家から
心のこもった演奏が届きます。
Junior、Intermediateに続き、Advanced Classの
若いピアニストたちの熱演はベートーベンソナタOp.101、
ショパン幻想ポロネーズなどが続きました。
Advnaced Classの演奏はみんなの憧れです。
オンラインのコンサートではありますが、その熱量は十分に伝わり、
皆で音楽を分かち合うことができました。
コンサートの後の講評で先生方が繰り返し使われた言葉が
Ciao Musica is like a BIG family!!
これまでの成長を見守り一緒によろこんでくださり
そんなあたたかい目で見てくださっていることに感謝です。
そしてシャムライ先生の言葉がとても印象的でした。
Give happiness to other people.
Be happy ourselves.
「みんなを幸せにすることで自分も幸せになるんだよ。
それが音楽!」
心に響くお話をありがとうございます。
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今年もあと数日。
みなさまにとって充実の一年だったことと思います。
新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。