本日はTokyo音の森ステーション12回目のステップにご参加頂きまして誠に有難うございます。今年度は東京音楽大学のスタジオに於いて開催出来ますこと大変嬉しく思っています。
私たちのステーションでは、毎年演奏家と作曲家の先生方をアドバイザーとして お招きし、指揮者とエレクトーンオーケストラによるコンチェルトを通してピアノアンサンブル教育を薦めてきました。
今年度はオルガニストでもある大塚直哉先生と作曲家の藤原豊先生にお越し頂き、ワンポイントレッスンなど、演奏者側と作品を作る側からと有益なアドバイスをいただけるものと楽しみにしています。
また、恒例のトークコンサートはパイプオルガン演奏です。ピアノや電子オルガンとは違う鍵盤楽器を通して、その音楽表現の世界を会場の皆様と一緒に味わって聞きたいと思います。
午後からは音の森コンチェルトが中心のステップで、基礎レベルから名曲コンチェルトまでソリスト22名が揃い充実したプログラムとなりました。
また、ステーション企画として委嘱しましたバッハインヴェンションのコンチェルトはピアノ指導者や共演者のご意見を伺いながら、新進気鋭の神山奈々先生に2曲パターンを変えて作品を書いて頂きました。今後の演奏及び教育プログラムとしての活用も大変楽しみにしています。
このコンチェルト経験から本格的なオーケストラとの共演へ、また国際舞台に広げて いこうとする子供たちの成長を見る事は何とも嬉しい限りです。
このように、アンサンブル指導効果があがるまでには多くの方々にご協力頂きました。
コンチェルト普及のため、音源制作、演奏会場提供などしてくださった関係者の皆様に深く感謝の意を申し上げ たいと思います。
どうぞ、皆様にとって楽しい思い出に残る日になりますようお祈りしています。
Tokyo音の森ステーション代表 武田真理
(当日のプログラムより)